子供乗せ電動アシスト自転車に限らず自転車選びのポイントは実際に乗ってみることが一番です!
お子さんと一緒に試乗に出かけましょう!
ある程度、車種を絞ったら子供と一緒に試乗に行こう!
試乗に行くまでにある程度、これがいいかなという車種を絞っておきましょう。
まったく何の事前知識もなしに自転車屋さんに行って店員さんに色々相談しながら試乗して決めてもいいとは思いますが、事前にこの車種とこの車種のこういうところが気になるから確認したいと思って試乗に行った方が、いざ購入してから「失敗したかも・・・」となる確率が低いです。
車種の選び方、絞り方のポイントは結局のところ2つだけです。
それは「チャイルドシートの位置(前乗せか後ろ乗せか)」と「タイヤのサイズ」です。
日本で売られている主な子供乗せ電動自転車の種類はそれほど多くないので、この2つを決めてしまえばおのずと車種も絞られてきます。
主なメーカーによる特徴なんかは以下の記事で。
また、試乗に行く際にはできる限り実際に乗せる子供と一緒に行きましょう。
自転車は子供を乗せると乗せないではまったく別の感覚なので、1人で試乗してみたときは言い感じだったのに、いざ購入して子供を乗せてみると感じが違う!なんてことにもなりかねません。
特にチェックするといいポイントや注意点
試乗に行って特に注意してチェックした方がいいポイントを書いておきます。
サドルにまたがって両足のかかとがしっかりと地面につくかどうか
これはタイヤサイズによるサドルの高さによって変わってきます。
背の低い小柄な方の場合、基本的には前後20インチのタイプがおすすめですが、なかには大きい旦那も乗るから26インチにしようかなという方もいるかと思います。
実際、26インチでもサドルの高さを一番低い位置にすれば足が届くってケースも多いです。
しかしながら、サドルを一番低い位置にするとバランスがおかしくなってなんだか漕ぎにくいって感覚になるケースも多いんですね。
もしくは前のチャイルドシートにヒザが当たるって場合もあります。
逆に背が高い方でも前後20インチの方が実際乗ってみたらしっくりきたというケースもあります。
こういうのって個人差もあってカタログのスペックやサイズ表だけ見ていてもなかなか分からないので、実際に試乗に行ってみて足がちゃんと届くか、漕ぎやすさはどうか、がに股にならなくてもヒザやかかとがチャイルドシートに当たらないか、を確認するようにしましょう。
子供の乗せ降ろしのしやすさ
実際の子供を連れていって乗せ降ろしをさせてもらって、どれが一番乗せ降ろしがしやすいさかチェックしましょう。
基本的にはタイヤサイズが小さい方がチャイルドシートの位置が低くなるので、乗せ降ろしはしやすくなりますが、ママとパパの身長などによっては26インチでも問題ないな!ってケースもあるかと思います。
また最初は前乗せでも1~2年で後ろ乗せに移行し、後ろ乗せの期間の方が長くなるので、前乗せタイプを検討している方も後ろ乗せシートの場合の乗せ降ろしのしやすさもできれば確認しておきましょう。
小柄な方に合わせる
ママもパパも2人とも乗るという場合は小柄で非力な方が乗りやすい方に合わせましょう。
多くのケースでママが乗りやすい方に合わせることになると思います。
ハンドルロックの使い心地(テモトデロックかスタピタか)
自転車を止めて子供を乗せ降ろしする際にハンドルがぐらつかないように子供乗せ自転車にはハンドルロック機能がついています。
ハンドルロックの方法は現在大きく分けてパナソニックの「スタピタ」かブリジストンとヤマハの「テモトデロック」があります。
ハンドルロックについてもっと詳しくは以下の記事にて。
このハンドルロックも実際に試していない状態だと「そりゃ手元でカンタンにロックできる方が良いに決まってるじゃん!」とテモトデロック推しになったりするのですが、いざ試乗に行って試してみるとスタピタも案外悪くないなと思ったりします^^;
ですので両タイプを実際に操作させてもらいましょう。
お店・スタッフの接客対応や知識
子供乗せ電動自転車は購入したお店が今後の修理・メンテナンス等すべての窓口となります。
たとえば購入した商品に不具合があり保証修理やリコール等になった場合でもメーカーと直接ではなく、まずは購入店舗へ持ち込みすることになります。
ですので、今後この自転車屋さんと末永くお付き合いができるかどうか?という視点も持ちながら試乗に行きたいところです。
試乗したお店で必ず購入しなければいけないことはないので、色々なお店に行って試乗させてもらって、このお店ならメンテナンスもしっかりしてくれそうだというお店で買うというようにすると試乗もできて信頼できるお店も見つけられて一石二鳥です。
試乗できる自転車店や試乗イベント情報まとめ
基本的に大手の大規模自転車店なら品揃えも豊富で各メーカーの車種が試乗できます。
サイクルベースあさひは全国に400店舗以上展開しているので、地方の方でも近所に1店舗くらいは見つかるのではないでしょうか。
またイオンなどの大規模なショッピングセンターにはイオンバイクなどの自転車屋さんが入っていてこちらでも豊富な車種の試乗が可能です。
色々な車種の試乗を1店舗で済ませたいなら大規模店がオススメです。
ヤマハPASの試乗ができるお店を探す方法
ヤマハの公式サイトでPAS販売店&試乗店の検索ツールが用意されています。
こんな感じで調べたい住所なんかを入力して検索すると地図上でPASの販売店&試乗店検索ができ、試乗できる車種まで調べることができます。
ヤマハの試乗をしたい方はこちらを活用しましょう!
ブリジストンの試乗ができるお店を探す方法
ブリジストンの公式サイトでアンジェリーノシリーズやハイディーツー、ビッケツーなどの試乗ができるお店を検索することができます。
こんな感じでこちらも試乗できる車種まで調べることができます。
パナソニックのショールームで一部試乗可能
東京のみで一部車種のみとなりますがパナソニックのショールーム「パナソニックセンター東京」で試乗が可能です。
試乗は事前予約制となっています。
パナソニックセンター東京でご試乗いただく際の要項
■運営上の都合により,ご試乗頂ける日、時間帯、人数、機種には限りがありますが、下記項目について,ご希望をお知らせください。
1.試乗希望日
火曜日~日曜日でお申し込みください(月曜は休館日です。)
2.試乗希望時間
試乗頂ける時間帯は,10:00~11:00、15:00~日没までです。
試乗時間は30分間です。
3.試乗希望機種(2~3機種まで)
当館に展示していない機種,展示していても試乗を受け付けていない機種もあります。あらかじめご了承ください。■注意事項
1.試乗場所は、屋外のため雨天、強風時、また日没後は試乗できません。
また、夏季は帽子をご持参ください。
2.お子様とお越しになる場合は,試乗する方のほかにご同伴者をお願いします。
3.連絡なく、予約時間を15分経過した場合は,自動的にキャンセルとなります。
埼玉サイクルエキスポ2016
2016年2月13日(土)~14日(日)に さいたまスーパーアリーナで開催されるスポーツサイクルだけではなく、子ども乗せ自転車、ミニベロや折り畳み自転車などあらゆる自転車が大集合する一大イベントです。
試乗車の情報はまだ発表されていないようですが、去年の埼玉サイクルエキスポでは、2015ブリジストンのアンジェリーノシリーズや、丸石サイクルのふらっかーずシリーズが試乗できたので、今年も多くの車種の試乗ができるイベントとなっているはずです。
お近くの方はぜひ行ってみましょう!
まとめ
以上、子供乗せ電動アシスト自転車の試乗のチェックポイント、試乗できる自転車販売店・イベント情報でした。
結果的に、ネット通販で購入するとしてもぜひ試乗をして実際の乗り心地を確認するようにしてくださいね!