いまはミニベロタイプの小さい子乗せ自転車が人気ですね。
とはいえハイディーツーのような26インチタイプも人気です。
小さい方が安定するとか聞くけどどうなんだろ?
私の身長だと大きいタイプと小さいタイプどっちがいいんだろ?
など、子供乗せ自転車のタイヤの大きさを選ぶときに気になるポイントを解説します。
タイヤサイズの種類
子供乗せ自転車のタイヤサイズは基本的に3パターンです。
- 前後とも20インチの小径車
- 前後とも26インチ
- 前輪が22インチ、後輪が26インチ
前後とも20インチの小径車
前後とも26インチの大径車
前輪が22インチ、後輪が26インチ
子乗せタイプだと最近は前後とも20インチの小径車が人気でよく見かけます。
見た目も小さくてかわいいのでつい見た目だけでタイヤサイズを選んでしまいそうになりますが、実際に使う場面ではタイヤサイズごとにそれぞれ特徴がありますので、タイヤサイズごとの特徴を把握した上で、しっかりと自分に合ったサイズを選ぶようにしたいところです。
タイヤサイズによる一般的な違い、特徴
自転車はタイヤサイズの違いによってどのような特徴があるのかをまずは整理してみます。
ちなみにここでいうタイヤサイズというのは、タイヤの外径のインチ数です。
一般的に自転車のタイヤサイズは「タイヤの外径インチ数×タイヤの幅・太さインチ数」で表されます。(26×1.95HE など)
子供乗せ電動自転車では、タイヤの太さはタイヤ外径を選ぶと必然的に決まってくるので、ここでは特に考慮しません。
このページでタイヤサイズと言っている場合、タイヤの外径インチ数のことだと思ってください。
タイヤサイズが小さい方が車高が低くなり、大きい方が高くなる
子乗せ自転車のタイヤサイズを考えるに当たって一番のポイントはタイヤサイズによって車高の高さが変わってくるという点です。
自転車のサドルの高さは調整できますので、一番低くしたサドルの高さを「サドル最低地上高」、一番高くしたサドルの高さを「サドル最高地上高」といい、自転車のカタログにはたいてい記載されています。
たとえば、パナソニックの前後ともに26インチタイプのギュット・アニーズ・Fは、サドル最低地上高が74.5cm、サドル最高地上高が87.5cmとなっています。
それが、同じパナソニックの前後とも20インチタイプのギュット・アニーズの場合、サドル最低地上高が72.0cm、サドル最高地上高が85.0cmとなっています。
最低地上高と最高地上高ともに2.5cmの差があります。
たかが2.5cmと思われるかもしれませんが、ロードバイクとか本格的な自転車乗りの場合、サドルの高さはミリ単位で調節します。
2cmも変わると使う筋肉が全く別モノになり大変だからです。
子乗せ電動アシストの場合は、とりあえず足が地面につけばOKで、そこまで気にしなくてもいいですが、それくらい自転車にとってサドルの高さで大事なんだよってことで^^;
子供を乗せて乗る場合、ちょっとした段差や子供が動いたりしてふらつくことがありますし、いわゆるケンケン乗りはできないので、サドルに腰掛けた状態でかかとが地面について両足で踏ん張れるくらいが望ましいです。
ですので、身長が低い方は基本的に股下も短くなるので、小径車の方が両足が地面に届き安心です。
それぞれの自転車には1人で乗る場合と、子供を2人乗せる場合の適応身長の目安があるので参考にするといいでしょう。
※補足
適応身長とは、1人での乗車時は両足のつま先が地面につく目安、幼児2人乗車時は両足のかかとが地面につく目安の身長です。
また、子供をチャイルドシートに乗せ降ろしする場合も、タイヤサイズが小さい方が車高が低くなり、必然的にチャイルドシートの位置も低めになるので、子供の乗せ降ろしもしやすいです。
車種にもよりますが後輪が26インチと20インチタイプだと約15cmほどチャイルドシートの位置が変わってきます。
タイヤが小さい方が漕ぎ出し(走り出し)が楽ってホント?
結論からいうと、子乗せ電動自転車の場合、大経車だろうが小径車だろうが漕ぎ出しの楽さに違いはありません。
その理由を順番に解説していきます。
漕ぎ出しの楽さには加速性能が関係しています。
加速力は、重量と転がり抵抗と慣性モーメントによって変わります。
はい、よく分かりませんね^^;
ちょいと簡単に解説いきますね。
漕ぎ出しの楽さ(加速性能)に絡む3要素
重量
重量っていうのはタイヤ(ホイール)やフレームの重さなどもすべて含めた自転車本体の重量と、自転車に乗る人間の体重、荷物などの重量もすべて含めた重さのことです。
重たいほど加速しづらく漕ぎ出しはしんどくなります。
これは実体験と照らし合わせるとよく分かると思います。
タイヤ以外の重量が同じだと仮定すれば、タイヤサイズが小さい方が当然ながら軽くなるので加速はしやすくなると言えます。
転がり抵抗
タイヤの転がり抵抗とは、自転車が走行しているときに車体が受ける空気抵抗や、タイヤのゴムと地面との摩擦によるエネルギーロス、タイヤが変形することによるエネルギーロスなどによって、タイヤが回転して前に進もうという力に抵抗する力のことです。
参考)転がり抵抗とは|一般社団法人 日本自動車タイヤ協会 JATMA
自転車のタイヤの空気が抜けていたり、タイヤがパンクしたりしているときに自転車に乗ると、ものすごく重たくなりますよね?
あれはタイヤの中の空気が不足してタイヤがぐちゃっと変形してしまって、転がり抵抗が増大したらからです。
転がり抵抗の大小にはタイヤの外径(インチ数)はあまり関係なく、タイヤの太さの方が関係があります。
同じ荷重、同じタイヤ空気圧だと仮定すると、細いタイヤより太いタイヤの方が転がり抵抗は小さくなり加速しやすくなります。
子乗せ自転車は基本的にタイヤサイズが小さい方が太いタイヤを使用していますので、26インチタイプよりも20インチタイプの方が転がり抵抗が小さくなり加速しやすくなります。
慣性モーメント
慣性モーメントとは、非常に簡単にいうと、物体の加速しやすさ&止めやすさと言えます。
慣性モーメントが大きければ大きいほどその物体は加速しにくく、止めにくくなります。
たとえば、とても大きいコマと小さいコマを考えてみましょう。
とても大きいコマは回すために小さいコマよりも大きな力を必要としますが、一旦回ってしまえば、小さいコマよりも長くゆっくりと安定して回り続けます。
つまり、大きいコマの方が加速しにくく、止めにくいと言えます。
タイヤの外径も同じで、20インチのタイヤよりも26インチのタイヤの方が慣性モーメントが大きく、加速しにくく、止めにくいです。
つまりタイヤサイズは小さい方が漕ぎ出しが楽ということが言えます。
ただし、子乗せ電動自転車の場合はそうとも言えない
上記の加速力に関わる3要素(重量と転がり抵抗と慣性モーメント)を見ると、タイヤサイズが小さい方が加速力が良く、漕ぎ出し(走り出し)が楽だと思うかもしれません。
しかしながら、子乗せ電動自転車の場合は一概にそうとも言えません。
まずは重量。
小さいタイヤの方が基本的には軽いですが、それはタイヤの太さが同じ場合です。
子乗せ自転車の場合、タイヤの耐久性を考え、外径が小さいサイズのタイヤには、太いタイヤが使用されている車種が多いです。
ですので、一概にインチ数が小さい方が軽いとは言えません。
さらにフレームの重量も小径車の方が重たいです。
子供乗せ自転車は、タイヤサイズが小さいと自転車本体の直進安定性が落ち、段差などの影響も受けやすくなるので、それを防ぐためにホイールベース(車軸間距離)を長くして自転車の全長を長くしてあります。
(※基本的に、車も自転車も車軸間距離が長い方が直進安定性が良くなり、段差などの突き上げ(ピッチング)が緩やかになります。)
車軸間距離を長くした分、ホイール部分が増え自転車の重量が増します。
さらに、子乗せ自転車はBAAの基準にもあるように、3人乗りでも安心して乗れる頑丈さ、耐久性が要求されますので、フレームには丈夫で重たいフレームが使われています。
結果的に、子供乗せ自転車は、タイヤ外径が小さいタイプほど自転車全体の重量は重たくなっているケースが多いです。
転がり抵抗と慣性モーメントについては子供乗せ電動自転車についても小さいタイヤに軍配があがります。
そして次に電動アシストです。
これを言っちゃあ今まで加速性能について長々と書いてきたことが無意味になってしまう気がしますが、電動アシストが一番力を発揮するのは、漕ぎ出しと坂道です。
タイヤサイズが大きかろうが小さかろうが、自転車が重たかろうが、そのために電動アシストがついているのです。
つまり電動アシストなしの子乗せ自転車を買うなら自転車の重量やタイヤサイズについては熟慮しないといけませんが、電動アシスト付きを買う場合、漕ぎ出しの楽さという面でタイヤサイズを考慮する必要ははっきり言ってありません。
直進安定性が高いのは小さいタイヤ?大きいタイヤ?
タイヤは小さいよりも大きい方が直進安定性は高いです。
これは大きいタイヤの方が慣性モーメントが高くなるからです。
(※慣性モーメントとは、簡単にいうと加速しやすさ&止まりにくさです。慣性モーメントが高いほど漕ぎ出しは重たくなりますが、スピードに乗ってしまえば安定します。)
ただ中には小さいタイヤの車種の方が安定性が高いと書いてあるサイトがあったり、実際に試乗してみて20インチタイプの方が安定していて乗りやすいと感じた方もいるかもしれません。
これはなぜかというと、タイヤサイズが小さい車種はそのタイヤサイズによる安定性の低さをカバーする設計になっているからです。
具体的には、重心が低く、車軸間距離が長くなり自転車の全長が長くなっています。
20インチ自転車と26インチ自転車の全長と車軸間距離を比べてみると分かりますが、タイヤサイズが違うにもかかわらず自転車本体の全長はほぼ同じで、車軸間距離は20インチタイプの方が長くなっています。
たとえば、パナソニックのギュット・アニーズで比較すると以下のような感じです。
車種 | 全長 | 車軸間距離 |
ギュット・アニーズ (前後20インチ) |
1,810mm | 1,250mm |
ギュット・アニーズ・F (前後26インチ) |
1,875mm | 1,170mm |
※基本的に、車も自転車も車軸間距離が長い方が直進安定性が良くなります。
20インチの小径車タイプはちょっとした段差でふらつくってホント?
ミニベロや折りたたみ自転車などのタイヤが小さいタイプの自転車は非常に段差の影響を受けやすいです。
特に車道から歩道に上がる段差を斜めから入るとハンドルを取られて転倒してしまう可能性が高いです。
では、幼児乗せ電動アシスト自転車でも前後20インチなどの小径車も段差でふらつくのか?というと少し違ってきます。
確かにタイヤサイズが小さいと少しの段差でもハンドルを取られやすいですが、子乗せタイプの場合、そのリスクを低くするために色々な設計面での工夫がされています。
車軸間距離を長く取っている
一般的な20インチタイプのミニベロと20インチの子乗せ自転車を比べてみると分かりますが、全長・車軸間距離が全然違います。
自転車本体の全長を長くし、車軸間距離を長くすることで安定性を高め、段差でもふらつきにくくなっています。
タイヤが太い
小径車は26インチタイプよりも幅広の極太タイヤを使っている車種が多いです。
タイヤが太くなることで衝撃を吸収して、安定性も増します。
以上のように子乗せタイプの小径車は安定性を増すための設計がされているので、一概に段差に弱いというわけではありません。
タイヤが大きい方がペダルひと漕ぎで進む距離も長いのか?
タイヤが大きい方がペダルひと漕ぎで進む距離も大きくなり楽かも!と思う方もいるかもしれません。
しかしながら実はそんなことはなく、タイヤサイズが違っても子乗せ自転車のペダルひと漕ぎ(クランク1回転)で進む距離はほぼ同じです。
なぜか?
クランク1回転で自転車が進む距離は、タイヤ外周長✖ギア比で決まります。
(ちなみにペダルひと漕ぎで進む距離のことはGD値と言います。)
タイヤ周長とは、自転車の前輪が1回転して進む距離のことです。
タイヤ周長の簡単な測り方は、タイヤ外径✖3.14でOKです。
ただし、タイヤは重量によって変形し、タイヤ周長も変わるので、より正確に計るなら自転車にまたがって乗った状態で印をつけて前輪を1回転させて進んだ距離を測る必要があります。
ギア比とは、タイヤを1回転させるためにはペダルを何回転させるかという数値です。
自転車にはペダル側にもタイヤ側にもギヤ(歯車)が付いています。
ペダル側の歯車の数とタイヤ側の歯車の数の比のことをギヤ比と言います。
ペダルを漕いで、ペダル側の歯車を回すことで、タイヤ側の歯車も回転し、タイヤが回転するという仕組みなわけですね。
たとえば、ペダル側の歯車の数が100個だったとして、タイヤ側の歯車の数も100個だと、ギア比は1となり、タイヤを1回転させるためにはペダルも1回転させる必要があります。
このギヤ比が大きいか小さいかによって、タイヤを1回転させるためにペダルをどれくらい回転させればいいかというのが決まります。
タイヤ1回転当たりのペダル回転数が多ければ加速がよく、坂道も登りやすいですが、スピードは出にくい。
逆に、タイヤ1回転当たりのペダル回転数が少なければ、出だしは重たいけど、トップスピードが出る。
と言った感じです。
子供乗せ電動自転車は、タイヤサイズ毎にギヤ比が調整されているので、タイヤサイズが大きくても小さくてもひと漕ぎで進む距離はほぼ同じというわけです。
たとえば、ヤマハのPASナチュラL(26型)がペダル1回転で進む距離(GD値)は、約5.6m。
PAS Kiss mini(20型)の場合、約5.0mとなっています。
レール式駐輪場にとめる場合は、タイヤの太さを要確認
子供乗せ自転車は、3人乗せて走る重さに耐えるためタイヤの太さも幅広の太めタイヤが使われています。
特に20インチの小径車は極太タイヤを採用している車種もあります。
タイヤが太いと注意しないといけないのが、駅やショッピングセンター、マンション、スーパーなどの駐輪場によくあるレール式の駐輪場にタイヤが太すぎて入らず駐輪できない場合があるということです。
参考写真
無理に入れようとすると、前輪の軸の部分に速度センサーが付いている車種もありセンサーが破損してしまいます。
(※速度センサーが壊れると電動自転車はまったくアシストしてくれなくなります。)
最近の車種はレール式駐輪場にも駐輪できるサイズです!という車種も増えてきていますが、よく行く場所の駐輪場がレール式の場合は事前に要確認です。
タイヤサイズの選び方
幼児乗せ電動アシスト自転車のタイヤサイズによる違いや特徴を見てきましたが、結局のところ、タイヤサイズによるメリット・デメリットはあるにせよ、最近の自転車はデメリットを払拭するための工夫・設計がされているので、結局、どのタイヤサイズを選べばいいのよ?ってお感じの方も多いかもしれません。
ですので、ここでは上記に書いてきたようなタイヤサイズによる違いを踏まえた上で、あなたがどのタイヤサイズを選べばいいのか?選び方のポイントなんかを書いていきたいと思います。
タイヤサイズは乗る人の身長で選ぶ
お母さんだけでなく、お父さん、はたまたおじいちゃん、おばあちゃんが子供を乗せるケースもあるかもしれませんが、一番多く乗る人&一番背が低い人に合わせましょう。
多くのケースではママの身長に合わす形になるかと思います。
目安としては、ママの身長がだいたい155cm以下なら前後とも20インチの小径車の方が、子供の乗せ降ろしも楽ですし、多くの車種でサドルに腰掛けた状態でかかとが地面に届くので安全です。
車高が低いと子供が大きくなって後ろに乗るようになると、持ち上げてあげなくても自分で足をかけて乗る子もいます。
自分で乗ってくれるようになるとかなり楽です。
(※チャイルドシートの足乗せに足を掛けて子供が自分で乗るのは足乗せが破損する恐れもあり、転倒する可能性もあるので各メーカーとも危ないので辞めてねと言ってます。)
155~158cm以上なら、前後20インチ、前22インチ後ろ26インチ、前後26インチの3パターンのどれでも安全に乗ることができます。
ただし、身長の高い人が小径車に乗ると膝が前のチャイルドシートに当たってガニ股運転になる場合があります。
この場合もサドルの高さを最適に設定すれば改善されるケースがほとんどですが、夫婦で共有する場合、お互いが乗るときにいちいちサドルの高さを調整するのは手間なので、夫婦どちらも背が高い場合(どちらも160cm以上など)は26インチにしておいた方が無難です。
以下に主要モデルのタイヤサイズ、サドル高、適応身長の一覧表を掲載しておくので参考にしてください。
主要モデルのタイヤサイズ別一覧(2016年モデル)
※1人乗車時の適応身長はサドルにまたがって両足のつま先が地面につく目安
※3人乗車時の適応身長はサドルにまたがって両足のかかとが地面につく目安
メーカー | 車種名 | フロントタイヤ (インチ×太さ) | リアタイヤ (インチ×太さ) | サドル最低高 | 適応身長 (1人乗車時) | 適応身長 (3人乗車時) |
---|---|---|---|---|---|---|
ブリジストン | Angelino petite (アンジェリーノプティットe) | 20×1.95 | 20×2.125 | 71.5cm | 140cm~ | 150cm~ |
ブリジストン | Angelino (アンジェリーノe) | 22×1-1/2 | 26×1-1/2 | 72.5cm | 142cm~ | 152cm~ |
ブリジストン | bikke2e (ビッケツーe) | 20×1.95 HE | 20×2.125 HE | 74.5cm | 143cm~ | 155cm~ |
ブリジストン | HYDEE Ⅱ (ハイディツー) | 26×1.95HE | 26×1.95HE | 74.5cm | 145cm~ | 157cm~ |
ヤマハ | PAS Raffini L (パス ラフィーニ L) | 26×1 1/2 WO | 26×1 1/2 WO | 75.0cm | 146cm~ | 152cm~ |
ヤマハ | PAS Kiss (パス キッス) | 22×1 1/2WO | 26×1 1/2WO | 75.5cm | 146cm~ | 153cm~ |
ヤマハ | PAS Kiss mini | 20×2.125HE | 20×2.125HE | 74.5cm | 145cm~ | 150cm~ |
ヤマハ | PAS Babby (パス バビー) | 20×2.125HE | 20×2.125HE | 72.5cm | 142cm~ | 145cm~ |
パナソニック | GYUTTO mini DX (ギュットミニDX) | 20×2.0HE | 20×2.0HE | 73.0cm | 141cm~ | 154cm~ |
パナソニック | GYUTTO DX (ギュットDX) | 22×1 1/2 WO | 26×1 1/2 WO | 73.5cm | 141cm~ | 154cm~ |
パナソニック | GYUTTO mini EX (ギュットミニEX) | 20×2.0HE | 20×2.0HE | 73.0cm | 141cm~ | 154cm~ |
パナソニック | GYUTTO ANNYS (ギュットアニーズ) | 20×2.125 HE | 20×2.125 HE | 72.0cm | 141cm~ | 154cm~ |
パナソニック | GYUTTO ANNYS F (ギュットアニーズF) | 20×1.75 HE | 20×1.75 HE | 74.5cm | 145cm~ | 158cm~ |
まとめると、
小柄な方(目安は155cm以下)の場合、前後とも20インチタイプがオススメ。
背の高い方(目安は155~158cm以上)の場合、前後20インチ、前22インチ後ろ26インチ、前後26インチの3パターンのどれでもOK。
子供の乗せ降ろしがしやすいのは身長に関係なく車高が低い20インチタイプ。
あとは見た目・色の好みと試乗
以上を踏まえれば、あとはデザインの好みやカラーバリエーション等で選んでしまっても大丈夫です。
あと最も重要なのはやはり「試乗」です。
カタログのスペックや写真を見ているだけでは分からなかったことが実際に乗ってみると分かります。
160cm以上あるから26インチの方がいいかな~と思っていても、いざ実際に試乗してみると20インチの方がしっくりきたなんてこともあります。
お住まいの地域によってはなかなか希望車種を試乗できるお店がない場合もあるかもしれませんが、似たような車種でもいいので可能な限り試乗をしてからタイヤサイズを含め購入車種を決めることをオススメします。